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シングルマザーが直面する「小1の壁」とは?仕事と子育てを両立するための乗り越え方

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小1の壁とは?保育園とはまったく違う小学校生活

「小1の壁」とは、保育園から小学校に上がったときに、保護者が直面するさまざまな生活の変化や困難を指します。特に共働き家庭やシングルマザーにとっては、仕事と子育ての両立が一気に難しくなる大きな転換期です。

具体的には、

  • 授業終了が早く、学童保育に預けても18時には終了する(※延長対応がある学童もあるが、枠が限られていることも)
  • 朝の登校時間が保育園より遅く、勤務時間との調整が難しい
  • 入学後しばらくは登下校の付き添いが必要になることも
  • 夏休みや冬休みなどの長期休暇があり、預け先の確保が必要
  • 宿題やプリントの確認、連絡帳など親の関与が増える

保育園時代にはなかったタスクや負担が増えることで、家庭と仕事のバランスが崩れやすくなります。

シングルマザーが特に直面しやすい小1の壁の現実

シングルマザーにとって小1の壁はさらに高く感じられることが多いです。なぜなら、頼れる大人が自分ひとりであることが多いためです。

  • 保育園時代よりも子どもの生活が不規則になりやすく、仕事の調整が難しい
  • 子どもが体調不良のときに代わりに見てくれる人がいない
  • 学校や学童の終了時間に間に合わないと、お迎えのために仕事を切り上げなければならない
  • 朝の登校準備や付き添いによって、出勤が遅れることもある

経済的に「働かない」という選択肢がとれない中で、子どもとの時間・仕事・体調管理すべてを1人で担うプレッシャーはとても大きなものです。

小1の壁は“日常”だけじゃない!突発トラブルの破壊力

さらに小1の壁を大きく感じさせるのが、天候や感染症などによる突発的なトラブルです。

  • インフルエンザやコロナ、胃腸炎の流行による突然の学級閉鎖・休校
  • 台風や大雪などで登校できず、小学校も学童も閉鎖
  • リモート勤務ができない職種の場合、仕事を休まざるを得ない

特にシングルマザーの場合、頼れる家族が近くにいなかったり、急に仕事を休むと収入が途絶えたりと、大きなダメージになります。日常的に子どもの生活を回すだけでも大変なのに、こうした「想定外」が続くことで、精神的にも疲弊しやすくなります。

小1の壁を乗り越えるためにできる5つの工夫

  1. 時短・フレックス勤務制度を活用する
    正社員や契約社員でも、時短勤務制度やフレックス制度が使える職場であれば、事前に相談しておくと安心です。
  2. 学童+民間サービスを組み合わせる
    学童保育だけでなく、民間の一時預かりサービスや、地域の預かり支援を活用することでカバー範囲が広がります。習い事で帰宅時間を調整するケースも。
  3. 病児保育やシッターの事前登録をしておく
    いざという時にすぐ使えるように、登録だけは済ませておくのがポイント。
  4. 子どもとのコミュニケーション時間を“質”で補う
    時間が取れなくても、話をしっかり聞く、一緒にご飯を食べるなど、“つながり”を感じられる工夫を。
  5. ワーママ同士のゆるいつながりを作る
    頼れる家族がいない場合は、同じ立場のママ友と「いざというときの連携」を作っておくと安心です。

筆者の体験談:「こんな時、本当に泣きそうだった」

筆者の場合、子どもが小1になるときに仕事はセーブして、夏休み中は毎日児童センターに通わせていました。
まだ学校生活に慣れていない子どもに無理をさせたくなかったのと、自分も生活リズムに慣れたかったからです。

おかげで、お互いに無理することなく、子どものペースに合わせた生活ができました。

収入がなくても生活ができたのは、「ひとり親住宅支援資金」を申し込んだからです。
住宅支援資金は、生活を維持しやすくするための大きな助けになりました。

このような支援制度を利用することで、急な収入減少や病気、子どもの体調不良などによる生活の不安定さに対応できます。※条件や支援内容は自治体ごとに異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

秋からはパート勤務をスタート。子どもは学童に入りました。しかし、働き出してすぐにインフルエンザで1週間、マイコプラズマ肺炎で2週間の休みが続いてしまいました。

もちろんその間、パートは全部休み=収入ゼロ。

でも、その時在宅でできるWebライターの仕事があったことで、夜や子どもが寝ている間に少しずつ仕事を進めて、なんとか収入を得ることができました。

「働けない=収入ゼロ」の不安の中で、“在宅ワークで調整できる手段”を持っていることの安心感を初めて強く感じた出来事でした。

まとめ

小1の壁は、シングルマザーにとって予想以上に大きなハードルになることがあります。でも、事前の準備と“頼れる手段”を少しでも持っておくことで、その壁は少しずつ乗り越えられます。

完璧じゃなくても大丈夫です。子どもと自分のペースを大切にしながら、仕事も子育ても“続けられる形”を見つけていきましょう。

👉 Webライターの詳しい始め方・稼ぎ方は以下も参考にしてください。 
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この記事を書いた人

元銀行員→看護師→現在はWebライター。
シングルマザーとして子育てと仕事の両立に悩みながらも、「自分らしく働ける道」を探してライター業をスタートしました。
このブログでは、シングルマザーの働き方や子育ての工夫、暮らしに役立つ情報を発信しています。
同じように頑張るママのヒントになればうれしいです。

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